ヴェネツィアとその潟(かた)(イタリア)


ベネチアの運河

ベネチアは、水の都やアドリア海の女王と呼ばれるイタリアの都で、 ベネチアは120以上もの島と150以上の運河と400もの橋で成っている水上都市です。

ベネチアは英語名ではベニスと呼ばれていて、こちらの名前の方がしっくりくる方もいると思いますが、両方同じ意味です。 ベネチアはアドリア海の最深部のベネチア湾に出来た潟(ラグーナ)の上に築かれていて、人工は約27万人の都市です。ベネチアの本島の真ん中には、逆S字形に大運河が流れています。



サン・マルコ大聖堂

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ベネチアの歴史は、5世紀頃ゲルマン族の進入から逃れるために、当時湿地帯だった場所に街を作ったのがそのはじまりだとされています。

そして、その後ベネチアは海洋貿易で立国を目指しました。しかし、アドリア海の女王と呼ばれたベネチアも、ヨーロッパの他の国々が地中海貿易に進出するようになってからはその勢いは衰退していきました。




サン・マルコ広場
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ベネチアでは、ルネッサンス時代にはベネチア派と呼ばれる有名な画家をたくさん輩出して、 18世紀には1年の半分をカーニバルで過ごす歓楽の街となりました。

ベネチアは芸術の都で、街全体が世界遺産と言われていて、ティントレットやヴェロネーゼ、 アントニオ・ダ・ポンテなど、世界でも有名な芸術家による構造物があります。

ベネチアの有名な見所としてはサン・マルコ広場、サン・マルコ大聖堂、リアルト橋、フランケッティ美術館、ドゥカーレ宮殿、カナル・グランデの建築群など、その他にもたくさんの観光地があります。ベネチアはイタリアを訪れた時には必ず立ち寄りたい街の1つです。



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