ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群 (トルコ)


カッパドキアの岩窟群 まるでキノコのよう

奇岩で知られているカッパドキアは、トルコのアナトリアの中心部に位置している火山性の大地です。 カッパドキアはトルコが誇る世界遺産の1つで、トルコの主要な観光地の中でも一番有名な場所です。

標高約4000mのエルジェス火山や、ハッサ火山から降り積もった軟らかい疑灰岩が侵食して、カッパドキア各地に奇妙な三角錘の奇岩が立ち並ぶ景観を作り上げました。



カッパドキアの岩窟群

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カッパドキアは内陸性気候で、気温の変化が激しくて、日中の気温はどんどん上りますが、標高1500mの位置にあるので、夕方から太陽が沈むと気温は急激に下がります。観光シーズンは4月〜10月です。

カッパドキアでは、4世紀頃からキリスト教の修道士が洞穴の中で生活し始めて、イスラム教徒の迫害を逃れるために、地下都市や岩窟の中で隠れ住んでいました。そのためギョメルには約30もの岩窟教会があって、カッパドキアで現在確認されているだけでも36もの地下都市があります。その地下都市の中で現在公開されているのは4ヶ所だけで、旅行者がたくさん訪れるのは、カイマクル地下都市とデリンクユ地下都市の2つです。




岩をくり抜いた住居
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カッパドキアの見所は、夕日を浴びて輝くローズバレーや、アヴァノスの陶器工房や、ユルギュップの絨毯工場、ワイナリーなど、その他にもいろいろあって1日で全て回るのは不可能なので、出来れば名物である洞窟ホテルに泊まってゆっくり観光する事をお勧めします。



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