白川郷・五箇山の合掌造り集落


萩町展望台から

白川郷(しらかわごう)は、岐阜県飛騨地方の庄川流域の呼称です。大野郡白川村と旧荘川村(現高山市)に相当し、前者を「下白川郷」、後者を「上白川郷」と呼びます。今日では白川村のみを指すことが多です。白川郷の荻町地区は合掌造りの集落で知られています。五箇山(相倉地区、菅沼地区)と共に独特の景観をなす集落が評価され、白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。「世界遺産白川郷合掌造り保存財団」などがその保存にあたっています。


白川郷・和田家

和田家は天正元年(1573年)よりつづく家柄で、当主は代々「弥右衛門」を名乗りました。江戸時代には牛首口留番所役人や庄屋を務めました。火薬の原料である塩硝(焔硝)の取引で繁栄したそうです。和田家住宅の建築時代は諸説ありますが、文化庁によると江戸時代末期といわれます。 往時には20人以上の人が住んでいたそうです。それは山がちで土地が狭かったこの地では、次男三男が分家することが難しく、結果的に長男一家を中心とした大家族となったそうです。またこのような理由から、家屋の規模も大型となりました。和田家住宅は1995年(平成7年)12月26日に主屋、土蔵、便所ならびに土地が国の重要文化財に指定されました。現在も住居として使われており内部の見学が可能です。


合掌造りの家(白川郷)

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合掌造りの町並みに訪れると、まるでメルヘンの国に迷い込んだようです。観光地としてはすっかり確立されていて、観光施設も充実しており合掌造りの民宿やお土産屋・飲食店が立ち並んでいます。
萩町の外れにある萩町展望台からは、茅葺きの古い合掌造りが一望することがでます。



合掌造りの家(白川郷)

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メインの白川郷から直線距離で20KMほど離れた所に位置する五箇山の合掌造りの集落
五箇山(相倉地区)の展望台から。観光客は白川郷より少なく自然がたくさん残っています。




五箇山(相倉地区)


岐阜/富山の名物・おみやげ・特産品




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