小笠原諸島


小笠原の美しいボニンブルーの海 アカヒメジ

小笠原諸島は日本列島の南方の北太平洋に位置し、南北約400kmにわたって散在する島々の総称で、 大小30余りもの島々から成り、群島、火山列島、三つの孤立島で構成されています。

日本列島からは約1000kmも離れており、どの島も一度も大陸と陸続きになったことがない海洋島で、 世界有数の透明度を誇る海に囲まれた、独自の生態系の動植物を有する自然の宝庫です。 固有種の比率が高く、化石と現存する種から進化の過程が分かる世界的にも珍しい場所で そのことから、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれています。




小笠原諸島 南島 扇池


父島の北 嫁島 マグロ穴 


小笠原諸島は、亜熱帯に位置し気温の変化が比較的少ない海洋性の気候で、年間を通じ温暖で非常に過ごしやすい気候です。 人が暮らしているのは、父島と母島だけで人口は2島合わせて約2500人程います。最大の島である父島の面積でも約24ku(千代田区の約2倍) しかなく、その他の島の大部分は10ku以下の無人島です。




小笠原諸島 父島 大村海岸

はは


小笠原諸島への交通は海路のみで、小笠原海運の「おがさわら丸」が東京・竹島桟橋〜父島・二見港間を結んでいます。 運航日は毎月異なり、ひと月に5〜6往復しています。(航海時間は片道25時間30分) 船が父島に到着してから次の東京行きの便が 出るのは、船が父島・二見港で二泊〜四泊してからなので、旅のスケジュールを立てる際には最低でも五日間は日程が必要となります。 島から島へは、伊豆諸島開発の「ははじま丸」が父島〜母島間(片道2時間)を週4〜5回、「おがさわら丸」の父島入出港に合わせて運行しています。




ミナミバンドウイルカ
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小笠原諸島の位置



小笠原諸島の名物・おみやげ・特産品




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