富岡製糸場と絹産業遺跡群


富岡製糸場・東繭倉庫

日本の近代化に向けて明治政府が直営で製糸場の操業を始めたのは1872年
機械はフランス製で、技術者もフランスから雇い入れました。
全国から約400人の女性工員を集めて生産を始めた生糸は、ヨーロッパなど世界中に
輸出され、世界の絹産業の発展と消費の大衆化をもたらしました。

和洋折衷の様式で建てられた富岡製糸場には、れんが造りの倉庫や繰糸場などが
ほぼ創業当時のまま残っています。


世界文化遺産 「富岡製糸場と絹産業遺跡群」は次の4資産から構成されます。

@富岡製糸場(群馬県富岡市)
A近代養蚕農家の原型「田島弥平旧宅」(群馬県伊勢崎市)
B養蚕指導教育機関「高山社跡」(群馬県藤岡市)
C蚕種を保存する天然の冷蔵庫「荒船風穴」(群馬県下仁田町)

日本国内初の「近代産業遺産」として世界遺産(文化遺産)に登録(H26年6月21日)





主要な建物は東西に向き合う一対の繭倉庫とそれを結ぶ全長140mの繰糸場でこれらを囲むように
職員や工女の住居があった。  赤色が官営時代(1872-1893)に建てられた建物で以降何度か建て
増しが行われ現在の姿となっている



富岡製糸場・検査人館




富岡製糸場・西繭倉庫



富岡製糸場 女工館



富岡製糸場 繰糸工場内部




富岡製糸場 繰糸場



富岡製糸場 給繭器



富岡製糸場 碑



近代養蚕農家の原型「田島弥平旧宅」




日本の世界遺産 HOMEに戻る





inserted by FC2 system