「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群


@「海の正倉院」沖ノ島







本土の沖合約60Kmにぽつんと浮かぶ周囲4kmの絶海の孤島「沖ノ島」は
4〜9世紀、朝鮮半島や中国大陸への航海の安全を願う国家的祭祀が行われ
ました。銅鏡や黄金の指輪、朝鮮半島の馬具、シルクロード由来のガラス
製品など8万点にのぼる奉献品(国宝)が出土し、海の「正倉院」とも称されます。
無人島ですが、現在は沖津宮の神職が10日交代で派遣され、常時滞在しています。


沖ノ島は古来から厳格な宗教的タブーによってその姿が守られてきました。
@沖ノ島への入島は原則禁止で女人禁制
A島で見聞したことを漏らしてはならない
B島にあるものを何一つ持ち帰ってはいけない




世界遺産の対象は以下の8つの資産になります。

所在地

  名 称

本土から約60Km離れた玄界灘に
浮かび宗像大社沖津宮がある沖ノ島
と島に付随する4資産

 @沖ノ島
 A天狗岩
 B御門柱
 C小屋島


本土から約11Km離れた大島に位置
する2資産


 D宗像大社 沖津宮揺拝所
 E宗像大社 中津宮


本土にある2資産


 F新原・奴山古墳群
 G宗像大社 辺津宮






AB沖ノ島の南側天狗岩と御門柱)






D宗像大社 沖津宮揺拝所




E宗像大社中津宮本殿と拝殿




F新原・奴山古墳群




G宗像大社辺津宮本殿と拝殿






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