琉球王国のグスク及び関連遺産群


 首里城


2000年12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」が、日本で11番目の世界遺産として文化遺産に登録されました。 「琉球王国のグスク及び関連遺産群」とは、グスク(城)など琉球王国の史跡群を総称した名称のことです。 関連遺産群して登録されたのは以下の九つの遺産です。

1. 首里城跡
2. 園比屋武御嶽石門
3. 玉陵
4. 識名園
5. 今帰仁城跡
6. 勝連城跡
7. 座喜味城跡
8. 中城城跡
9. 斎場御嶽




首里城内 守礼門

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首里城の説明

琉球王朝の王城で、沖縄県内最大規模の城(グスク)でした。戦前は正殿などが国宝でしたが、1945年(昭和20年)の沖縄戦と戦後の琉球大学建設により完全に破壊され、わずかに城壁や建物の基礎などの一部が残されました。1980年代前半の琉球大学の西原町への移転にともない、本格的な復元は1980年代末から行われ、1992年(平成4年)に、正殿などが旧来の遺構を埋め戻す形で復元されました。その後2000年(平成12年)12月、『琉球王国のグスク及び関連遺産群』として世界遺産に登録されたが、登録は「首里城跡(しゅりじょうあと)」であり、復元された建物や城壁は世界遺産ではありません。



首里城 正殿内部の玉座(復元)

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周辺には同じく世界遺産に登録された玉陵、園比屋武御嶽石門のほか、第二尚氏の菩提寺である円覚寺(えんかくじ)跡、国学孔子廟跡、舟遊びの行われた池である龍潭、弁財天堂(べざいてんどう)などの文化財があります。


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