日 光 の 社 寺


東照宮陽明門


その豪華さ故一日中見ていても見飽きない、日が暮れるのも忘れてしまう事から日暮門(ひぐらしもん)の異名をもつ

日光東照宮は、栃木県日光市にある神社で、江戸幕府の徳川初代将軍徳川家康公を御祭神におまつりした神社です。1999年(平成11年)に、「日光の社寺」の一部としてユネスコの世界遺産条約に基づき世界遺産に登録されました。

家康公は、天文11年(1542)12月26日三河国岡崎城(愛知県岡崎市)でご誕生になり、幼少より苦労を重ね戦国乱世を平定され、幕藩体制を確立されました。そして、世の中に秩序と組織を形成し、学問を勧め産業を興し、江戸時代260年間にわたる平和と文化の礎を築き、近代日本の発展に多大な貢献をされました。




見ざる・言わざる・聞かざるの「三匹のさる」
Photo by (c)Tomo.Yun   URL http://www.yunphoto.net


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家康公は、元和2年4月17日駿府城(静岡県静岡市)で75歳の生涯を終えられ、直ちに久能山に神葬されました。そして御遺言により、一年後の元和3年4月15日、久能山より現在の地に移されおまつりされました。正遷宮は、同年4月17日二代将軍秀忠公をはじめ公武参列のもと厳粛に行われ、ここに東照社として鎮座しました。その後正保(しょうほ)2年(1645)宮号を賜り、東照宮と呼ばれるようになりました。  尚、現在のおもな社殿群は、三代将軍家光公によって、寛永(かんえい)13年(1636)に造替されたものです。




「眠り猫」
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日光東照宮の中には、様々な動物たちの彫刻作品を見ることができ、「三匹のさる」や「眠り猫」が有名です。 「三匹のさる」は「見ざる、聞かざる、言わざる」という叡智の3つの秘密を示しているとされ、「眠り猫」は 「猫も寝るほどの平和である」、「徳川家康の墓に行く手前にあるためネズミ1匹通さない」を意味しているといわれています。


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